韓国の反日は差別だ!

韓国への反論をするための方法を提供

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韓国はなぜ謝っても謝っても反日を繰り返すのか?


・韓国はなぜ反日なのか?
・3つのキーワードを理解する
反日は楽しいのだ

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 韓国はなぜ反日なのだろうか?今回はこれを考えていきたい。



 前回、韓国が反日教育をしているということを書いた。



 ところでどうして韓国は反日をするのだろうか?今回その理由を探ってみたい。

 まず韓国を理解するための3つのキーワード
儒教」「中華思想」「事大主義」を理解する必要がある。





1.儒教
韓国は儒教の国である。
実際には自分の宗教を儒教と答える人は多くない。
外務省によると韓国人で宗教人口比率は約53%
韓国人の半分は宗教を行っている。
うち仏教:42.9%,プロテスタント:34.5%,カトリック:20.6%
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/korea/data.html#section1


しかし韓国の中には儒教が隅々まで行き渡っている
韓国は昔の中国から儒教的考えを受け入れ、そのまま国の基本としてきた。
現代の韓国人には儒教をやっているという意識はあまりないが、
習慣として多くの風習が残っている。


儒教は中国の孔子によって作られた宗教で、色々なことがあるが、
ここで重要なことは「秩序を重んじるもの」ということ。
秩序…つまり上下をハッキリさせることである。

現在でも儒教国家の中国では国家の序列が明確に決まっている。
序列第21位何てものも決まっている。
これは「秩序を重んじる国家及び宗教」だからである。


韓国は以前半島が統一していた時には「高麗」や「李氏朝鮮」と言った。
こられの国でも中国とは比べ物にならない程小さな国だった。


そういう小国朝鮮からすると大国中国と付き合っていくためには、
中国の決めた秩序である儒教を身につけることが有効であった。
つまり儒教は朝鮮にとって身を守る手段となったのだ。





2.中華思想

中華思想は、中国がこの世の中心であり、この世の全てである。
この世のすべからく中国のものである。
そしてその中心たる中国から外へ行くほど野蛮人の国になるという考え方である。


これも中国と言う巨大な国家と隣接する韓国には必須な考えである。
そして韓国にとっても都合の良い部分があった。


つまり中国は一番で、その外にある韓国はその次、
その外にある日本は韓国より野蛮人の国である、という考えである。
その野蛮人の国である日本は、常に韓国より下の国でなければならないという訳である。





3.事大主義
 事大主義とは「大に事(つか)える」という考えである。

 中国という巨大国家に隣接していた韓国にとっては必然な考え方である。隣に余りにも大きな国家がある故に、その国に逆らわず、属国になることで辛うじて独立を守ってきた。


大きな国中国とは事を構えるだけ無駄で、逆らわず、衝突せず、言いなりになることで国が存続してきた。故に「大きな国に付く」という癖がついてしまったのである。


 事大主義が判断に間違えるとどうなるか?
明から清へと中国の政権が変わるなかで、
当時の李氏朝鮮は明に付くという失敗をする。


その結果、李氏朝鮮は清に対して屈辱的は条約を結び、
李朝の王は三跪九叩頭(つまり土下座の酷いモノ)させられ、完全服従をした。

 
故に韓国はその度に強い国についていったのである。
それが小国韓国の生きていく道であった。
李氏朝鮮時代は清の国に、その後はロシア、
そして日本、日本が負けるとアメリカに事大するようになる。





4.アメリカへの迎合

上記の3つのキーワードが分かると反日の真相も見えてくる。


つまり最初はアメリカに事大するための自己弁護だったのである。
「私達は日本と仲良くないですよ」というアピールとして反日があった。


戦前、韓国はむしろ日本と一緒になって戦っていた。熱心に協力していたのだ。
当時、朝鮮半島には徴兵制が施行されていなかった(末期には施行された)が、
志願兵は募集されていた。その志願兵は50倍の倍率だったのだ。



みんな日本の軍隊に入りたかったのだ。




しかし日本が負けて、アメリカが占領すると韓国人の事大主義が発揮される。
積極的にアメリカの迎合するようになる。


日本が負けて、日本が小の国になり、新たに大の国として君臨するのはアメリカなのだ。
日本と戦っていたアメリカに事大するには日本と距離をあける必要があった。


そしてアメリカに事大するには、日本の時代を美化する訳にはいかない。
故に反日を行い、日本時代の良いことを抹殺している訳である。


そのために日本と一緒に戦っていた歴史を抹殺して、日本に弾圧されていた歴史を偽造したのだ。





5.李承晩の登場

そしてアメリカに事大するために必要だったのが、
李承晩という反日及び独立運動を売りにしている大統領だったのである。


李承晩は韓国の独立運動をやっていた。彼は大韓民国臨時政府の初代リーダーだった。
しかしその後追い出されて、その後はアメリカで細々と活動していたのが実情だった。


彼の役割はアメリカでロビー活動をすることと、
韓国系アメリカ人を組織して募金を集めることであった。

資金集めはそれなりの成果があった(そのために大韓民国臨時政府は助かっていた)が、
ロビー活動は全く相手にされなかった。


それ故に韓国人で独立の貢献があった人物は皆無だった。
韓国が独立したのは日本が戦争に負けたからだ。
そしてそれは独立運動をしていたからではない。



しかし戦後アメリカに事大するために英語も話せて(40年間もアメリカにいたので)、
独立運動をやっていた李承晩が必要だった。





6.生活の困窮

そんな李承晩にとっては独立運動をしていたことが自らの権威となっていた。
つまり彼にとっては反日が価値を持ってもらわなければならなかった


しかし韓国国民の生活は違った。
日本時代に韓国人が反乱を起こさなかった(末期でもほとんどない)のは、
生活に困っていなかったからだ。


だが独立したのは良いが、むしろ国民生活は困窮した。


日本時代に経済発展をしていた韓国だが、戦後はインフレの増大(経済政策の失敗)、
コレラの発生、共産主義の広まり等によりデモが頻発していた。


朝鮮史が専門のアメリカ人ブルースカミングスによると、
日本の統治時代の末期は一人当たり茶碗2杯分のコメを配給していたが、
戦後はアメリカが自由経済を広めたために買い占めが起こり、茶碗1杯分になった。


つまり食糧事情が悪化したのだ。


デモの頻発にはそのような理由があった。
1946年10月には大邱で大規模なデモがあり、
それに対して警官隊が発砲するということがあった。
その行為に激高したデモは暴徒化し、
警察関係も含めて約1千人の死者が出る騒ぎとなった。


 アメリカの統治下でも反対運動は普通に起きていた。
ただしこれには共産主義者の扇動の部分もあることは留意すべきである。





7.反日教育の強化
 1950年~53年まで行われた朝鮮戦争。これが終了した時に強化されたのが反日教育である。
 大統領が命令していた反日教育に関してはこちら
 

 なぜ朝鮮戦争後に反日教育が強化されたのかと言うと、
李承晩大統領には2つの側面があった。それが反日反共だ。


 戦後の大統領として、日本と戦ったアメリカに事大するために李承晩を選んだのだが、
アメリカの戦後の敵はソ連、つまり共産主義だ。


 後ろ盾のアメリカの歓心を買うためにも、そして北のライバル金日成に対抗するためにも
「反共」は李承晩にとって必要なことだった。
 李承晩にとって「反共=北朝鮮の打倒」が自らの求心力を上げるための手段だったのだ。


 しかし朝鮮戦争が終わることでその目的は達成できなくなった。
戦争終結により、反共はスローガンとしては存在しても、政策をしては実現不可能になった。
 余談だが朝鮮戦争の停戦に韓国は調印していない。
北朝鮮と中国、国連軍は調印しているが韓国がしていないのは、
彼らが朝鮮戦争を再開したかったからだ。しかしアメリカにはその気がない。
そのため反共は実現できなくなった。


 その代わりに強調されたのが「反日」だった。


 事実、先の引用でも1954年10月に大統領命令が出ている。
これは朝鮮戦争が終わり、1年以上たって戦争再開がほぼ無理になってから起きたのだ。


 戦争終結後には休戦会談があった。
その際、李承晩は「90日たってまとまらなければ戦争を再開させるべきだ」とアメリカに主張している。
 休戦後にも戦争再開を一生懸命働きかけていたのだ。


 しかしそれができなくなって、自身のために反日強化を推進したのだ。


 事実、当時の韓国に駐在していた朝日新聞の津島記者の1954年6月ごろの記事で、
「1年前には大いに語り合えた韓国の友人が、今は会うことも難しくなっている」と述べている。


 この時期に韓国の反日教育が強化されていったのは間違いない。





8.反日の娯楽化

 その後、反日教育が推奨され、一般的に反日が行き渡った。
日本統治時代を知っている人はそれが間違いであることは理解しているが、
事大主義から声を上げられず、反日的言説だけが吹聴されているのが実態だった。


 そして最近行われているのが、反日の娯楽化だ。
つまり日本を批判しているのが楽しく、面白いという状況になっている。


 そう…反日面白いのだ。


 なぜなら反日は差別だから。※それについては今後書いていきます。


 現在彼らの中には反日は楽しい娯楽なのだ。





9.つまりこういうことだ

つまり韓国人に元々あった日本人に対する(中華思想に基づく)蔑視思想があり、李承晩政権で反日政策が推奨され、
その中で「日本及び日本人が批判される=正しい」というコンセンサスが出来てしまったことが、今日の反日=韓国が出来た所以である。


それだけではなく反日=日本人への蔑視=楽しいという「差別=娯楽」ということまで
韓国政府がお墨付きを与えてしまったのである。


差別は楽しい。

これは人間の性であると筆者は思う。
故に差別を国家の政策にする国は古今東西枚挙に暇がない訳である。
昔のドイツの政党しかりである。


しかし民族や宗教に対する差別を煽ることは非常に危険である。
多くのケースで歯止めが効かなくなる。


なぜなら差別が人間の性である以上、
国家が煽らなくても自然に差別をするようになるからである。


ほっといても個人レベルで行う差別を国家が推奨するのだから、
過激な行動を助長される可能性が非常に高いのである。


だから世界中のコンセンサスとして、先天的に行う個人レベルの差別に対して、
「差別はいけない」と後天的に教育していかなければならない。



しかし韓国は差別=反日を国策としてしまった。それも少なくとも1950年代から…。


これこそ現在の日韓関係の悪化の主因である。
韓国が国家を挙げて、反日教育をしてきたことが日本人の気持を逆立て、
日本人と韓国人との間に抜き差しならない関係を作ってきたのである。




まとめると

①元来持っている日本人に対する(中華思想に基づく)蔑視思想
②それを利用した李承晩政権の反日政策(その後の継続)
③事大主義に基づく、韓国国民の反日への積極的迎合とそれに伴う娯楽化

上記の3点が指摘されると思う。


反日は韓国の屋台骨になっている。故に韓国自ら修正することは難しいだろう。


しかし韓国が反日を克服しない限り、
つまり韓国で「反日が国是」という風潮を改めない限り
これからも日韓関係は悪化するだろう。


そう…もう日本人は我慢しないのだから。