実家の犬を参考に、韓国を考える
・事大主義には誠意を示してはダメ!
・しかし2005年の3月に激烈な反日演説を行った。
・日本は誠意を示すから韓国からタカラレる。
・日本はアメリカや中国に学ぶべき!
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◎実家にて!
筆者はたまに実家に帰ることがある。
実家では犬を飼っている。室内犬である。
われわれが食事をしている時には周りにいる。
実家には老夫婦が2人(つまり父と母)いるが、
私と母が食事をしていると、その犬は大人しくしている。
しかし父親が帰ってくると、俄然ハッスルしだす。
「何か食べ物をくれ」という訳である。
つまり私や母親はくれないことが分かっているので、無駄な努力はしないのである。
しかし父親は甘いのでねだればくれることを知っている。
一生懸命主張してもくれない人には何もしない。
でもくれそうな人には最大限努力をする。
なかなか頭の良い犬である。
というか普通の犬がやることだと思う。
ましてや人間ならなおのことである。
◎アメリカの対応
以前、筆者はアメリカの韓国に対する対応を記事にしたことがある。
それは朝鮮戦争中の「ノグンリの虐殺」についてであり、
無抵抗の老人や女子供を米軍が一方的に殺害した事件である。
その死者は300人以上と言われる。
何の罪もない民間人を、全くの無抵抗であるにもかかわらず殺害した。まさにベトナム戦争のソンミ村虐殺事件を髣髴する事件である。
因みにソンミ村事件は明確な軍命令は出ていなかったようだが、
ノグンリ事件は第25師団長のウィリアム=キーン少将による
「戦闘地域に移動するすべての民間人を敵とみなして発砲せよ」という命令に基づいて行われた。
しかしアメリカは全く謝罪していない。
アメリカは独自の調査の結果、
「軍命令は確認できない」として韓国の要求する謝罪と補償を拒否した。
因みに「軍命令」は当時の兵士がアメリカのメディアに「命令はあった」と証言しているが、アメリカ政府は無視した。
これらの顛末は以下参照
「アメリカの対応(1)」
「アメリカの対応(2)」
韓国の要求をアメリカは断ったが、その後の米韓関係は悪くない。
つまり韓国はアメリカには全く歴史を問題視していないのである。
◎なぜアメリカには言わないか?
なぜ日本には執拗に歴史問題を取り上げて、
アメリカには取り上げないのであろうか?
あっさり引き下がるのであろうか?
それはこれが差別だからである。
人間の本質として「差別は楽しい」「いじめは面白い」のだ。
ジャイアンはイライラするとのび太をいじめる。そうするとスッキリするのである。
韓国人は日常の不満をぶつける先に日本をターゲットにする。
それには元々あった日本に対す蔑視思想に、李承晩政権以来の反日教育が付加され、反日は国是となった。
その図式に多くの国民は迎合し、「反日は楽しい」という娯楽化をするようになった。
それを良心的日本人が迎合することによって、楽しさを倍増させているのである。
つまり日本に対して歴史問題を取り上げるのは、
日本が譲歩するからである。だから取り上げるのである。
逆にアメリカは全く譲歩しないからである。
だから取り上げないのである。
歴史問題を取り上げても日本の場合、譲歩するので面白い。
でも取り上げても「関係あるか!」と言われるのは面白くない。
だから譲歩しない国には取り上げないのである。
◎中国でも!
これは中国に対してもそうである。
中国が朝鮮戦争時に参入しなければ、北朝鮮と韓国は統一できていたのである。
そうすれば、北朝鮮人民は現在飢え苦しむことはなかったのである。
しかし現在、韓国は中国に対して歴史問題を取り上げていない。
今後も取り上げることはないだろう。それは、中国は反発するからである。
実はこれは韓国だけではない。
イギリスは以前チベットの海外指導者ダライラマと会談した。
それに対して中国は激しく反発した。
そして今年、中国に迎合して中英間で首脳会談を行った。
イギリスは欧州で一番の中国の取引先である。だから金で転んだのである。
首脳会談では中国の人権には一切何も言わず、バッキンガム宮殿に宿泊させたりもした。
その見返りに多額の取引を成立させた。
ノーベル賞財団は以前、中国の人権活動家にノーベル平和賞を送った。
それに対して、中国は特にノルウェーに対して圧力を加えた。
その結果、のちにノーベル文学賞をとり、ノーベル医学・生理学賞も獲得した。
この2人は立派な業績があったのであろうが、
それだけでノーベル賞をとったのではないと思うのは穿った見方であろうか。
結局、韓国や中国に対して、反論しないで迎合するというのが、物事を悪化させているのだ。
特に韓国にとって、歴史問題などはどうでもいいのだ。
慰安婦なんてどうでもいいのだ。ただ単に日本に因縁つけられれば何でもいいのである。
実家の犬もエサをくれるから吠えるのである。
私や母親だけの時には大人しくしている。しかし父親は吠えるとくれるので、何度も吠えるのである。
どこかの隣国も同様である。
アメリカにはなぜ言わないか?中国にはなぜ言わないのか?
我々は、アメリカや中国をもっと見習わなければならない。