韓国の反日は差別だ!

韓国への反論をするための方法を提供

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日本人は差別されている!その差別者の正体とは…?


◎日韓関係を悪化させているのは、韓国の反日
◎それは韓国人による、日本人差別である。
◎実は日本人差別の主体は、別にある

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元ブログの記事はこちら


1.日本人は差別されている
2.差別の定義
3.韓国による日本人差別
4.戦後日本の状況
5.左翼による保守系叩き
6.日本人への差別構造
7.ネット右翼の怒り



1.日本人は差別されている

 日本人は差別されている。
 こう聞くと驚くだろうか?


 日本人を差別しているのは韓国や中国なのだ。
 多くの日本人が日本は韓国人を差別していると思うかもしれない。
というより、そう思っているであろう。また韓国人もそう思っている。
 

 日本人には多くの思想の人がいるが、
大きく分けて右派的な保守思想と左派的な進歩革新思想があり、
後者はリベラルとも言われるが、
昔、進歩革新と言われた人達は現在では
リベラルを公言することが多いようだ。


実はこの構図が日本人差別を作っている。




2.差別の定義

 ここから先は「韓国」に限定して話を進める。
同じような構造は中国にも当てはまるが、
話を分かりやすくするために韓国に限定して進める。


 「日本人が、韓国人に差別されている」という話を進めるにあたって、
はじめに「差別の定義」が必要となる。


つまり「差別とは何か?」である。


一般的に使われるのは、国際的な条約である「人種差別撤廃条約」の定義だ。
人種差別撤廃条約とは正式には
「あらゆる形態の人種差別の撤廃に関する国際条約」といい、
その名の通りあらゆる人種差別の撤廃を働きかける条約をいう。

この条約は1965年に国連総会で採択され、1969年に発効。
日本は1995年に加入している。


その第1条第1項には人種差別の定義として、

この条約において、「人種差別」とは、
人種、皮膚の色、世系又は民族的若しくは
種族的出身に基づくあらゆる区別、排除、制限又は優先であって、
政治的、経済的、社会的、文化的その他のあらゆる公的生活の分野における
平等の立場での人権及び基本的自由を認識し、
享有し又は行使することを妨げ又は害する目的又は効果を有するものをいう。


つまり「人種」や「肌の色」「民族」などで「区別」をしてはいけない、
と定義している。


このような定義は正当なものである。しかし筆者には不満もある。

それはどうして「差別をするのか?」といった部分が無いからだ。
そう考えると、この定義では不十分だ。故に人種差別以外の差別も抱合し、
その動機及び目的まで含めた定義を必要とする。



そこで筆者の定義だが、

現実上もしくは架空上の差異に決定的な意味づけを行う。
その意味付けに則って、相手を攻撃する構図を作り、利益を得ること。

ここで重要なことは「意味づけ」である。
これはいわゆるレッテル貼りで、それによって相手を攻撃する構図を作るのだ。
目的は相手を攻撃すること。それによって利益を得ること。
この利益とは金銭だけではなく、相手を攻撃する面白さや楽しさなども含む


一例をあげよう。肌の白い人がいる。肌の黒い人がいる。
この2人は明確な差異がある。肌の色という差異が。
しかしそれには意味は無い。だが差別主義者はこれに意味づけを行うのだ。
それも「決定的な」意味付けを。


「決定的な」とは、
それによって相手を一方的に攻撃できるような意味付けである。

先程の繰り返しになるが、それに意味は無い。
肌が黒くても白くてもそこに意味は無いのだ。
しかし「肌の白い=高級」「肌の黒い=野蛮」という構図を作る。
そして肌の色で人間の質が決まるという「決定的な意味づけ」を行うのだ。





3.韓国による日本人差別!

韓国は日本人を差別しているとはどういうことか?
それは先の差別の定義からわかる。

 つまりレッテル貼りだ!


韓国は自分たちを被害国、日本を加害国とレッテルを貼る。
そして相手(つまり加害国日本)を一方的に攻撃する図式を作るのだ。


これには事実でなくても良い。
筆者は日本の朝鮮統治時代は、現地の朝鮮人にとって良い時代だったと思う。
人口が激増(つまり生存しやすい)して、経済成長をし、
戦争にも巻き込まれず(末期は除く)、飢餓もほとんどなかった。

日本の統治する前の約100年間で、
4回も大きな飢饉があったことを考えると、隔世の感がある。


 それ故に朝鮮半島では少数の例外を除いて、
反乱が起きなかったのだ。


しかしそのような歴史は都合が悪いと偽造する。
日本統治時代を悪い時代とし、それ故に日本人を加害者とする。
対する韓国人を被害者とし、日本人を一方的に攻撃する構図を作り出す。


 これが差別の構図だ!


これによる韓国の得る利益とは何か?
それは日本人を侮辱する、差別する、悪口を言うことによる面白さや楽しさ、
また日本からの批判や反論への防波堤、そして交渉をより有利にすることなどだ。
対日本交渉においては、より有利になるのだ。


このようなメリットがあるのが、韓国の反日である。
こういう状況では日韓関係の改善は見られないだろう。


筆者は日韓関係を悪化させているのは、韓国の反日が唯一の理由だと思う。
 

それに日本側が反発することで、日韓関係が悪化しているのである。
その点では日本に責任はない。しかし日本側には全く責任はないのだろうか?


実は日本側にはより根深い問題がある。
それは戦後日本の価値観に関する事柄だ。
 




4.戦後日本の状況
戦後日本を語る時に欠かせることができないのは「戦前の否定」である。
これが戦後の価値観を重要な部分を占めていた。


戦前の日本は軍国主義であった。
日本は、アメリカをはじめ世界中を敵に回して戦争を行い、そして敗北する。
後に残ったのは焼け野原の日本と、GHQによる支配であった。


 つまり日本はコテンパンに敗けたのだ。


この状況は戦後、「戦前の否定」となって現れる。
戦前を肯定するものは「反動」「軍国主義者」と呼ばれて、非難された。
当時は戦争で家族を失ったものが多数おり、戦前を肯定することは、
その犠牲者に対する冒とくと考えられた。


そして国民を守るための軍事力が、実は日本人への禍になったと評される。
日本が侵略戦争をしたこと、国民を守らなかったこと、
むしろ戦争に強制的に参画させたことなどをもって、
日本人に敵視される状態になった。


このような状態は戦前=軍国主義と位置付け、
その肯定を許さないという雰囲気を作り上げていった。


「戦前の否定」から、戦後新調した勢力がある。
それが左翼だった。左翼は右翼との対比で使われるが、
ここでは「社会主義共産主義、またはそれを心棒する人」という意味で使う。
また彼らは当時「進歩」「革新」と言っていたので、
「進歩革新勢力」という言葉も使用する。


これは戦後の特徴でもあるが、経済では成長より分配に力点を置き、
生産手段の国有化や共有化を求め、外交ではソ連や中国、
北朝鮮などの東側との関係を重視し、憲法9条を守れという考えである。


このような人々は戦前には弾圧されていた。


このような経歴から戦後になって、「戦前が否定」されると、
むしろ支持が集まった。特に大学などは左翼の巣窟となった。
そして左翼学生が毎年社会に排出されていった。


彼らの中には社会人になってもそのイデオロギーは変わらないが、
社会人では利益を追求することが求められる。
これは左翼主義者とは相反する考えだ。
そのため労働組合などでは過激な思想からストが乱発されることになったが、
一般会社では徐々に左翼活動が下火になっていった。


その中で例外的なのが2つの業界だ。それはマスコミと教育界だ。
その共通点は競争が無いことだ。



つまり利益を追わず、競争が少なく、顧客の要望に右往左往する必要がない。
一般企業ならストなどをやれば顧客離れが起きるが、彼らはそうではない。
テレビも番組間では激しい競争があるが、会社間ではそうではない。
大体、新規参入がほとんどない。
ただし最近はネットの参入により、状況が変わってきているといえるだろう。


また彼らの特徴としては、政治活動と自分の仕事の垣根が低い。
マスコミは政治批判が仕事だし、教育も政治からの独立を求められる。
それ故に政治批判が常態化しているのが実情だ。


そういう意味では競争が無いことと、仕事と政治活動の垣根が無いことが、
彼らの中の左翼人脈を維持することに役立ったと言える。





5.左翼による保守系叩き

彼らは社会主義共産主義社会に憧れを持ち、そういう社会を作ろうとした。
しかしそういう社会はできなかった。逆に社会主義共産主義の国家が行き詰まりを見せて、崩壊していった。


先に書いたように戦後日本では「戦前の否定」が一般的だった。
それ故に戦前のレッテルを貼られることは戦後の世論において致命的になった。


野党=左翼はそこに目を付けた。
自民党を戦前の引継ぎとレッテルを貼ったのだ。


そしてそれは自民党を下野させるためだった。


それまでも左翼は保守を叩いていた。
それは自民党という保守政権が君臨していると、
国民が社会主義の恩恵に浴することができないから。
そのために自民党を下野させなければいけない。
そうすれば国民の生活は良くなる。

それが左翼文化人の考えだった。


つまり左翼も国民のことを考えていたのだ。


しかしその考えが破れた。社会主義国になっても、
共産主義国になっても、決して国民を幸せにできない。
しかしこれまで左翼は自民党叩きしかやっていなかった。
これまではより良き国民生活を実現するための社会主義共産主義だった。
しかしそれができなくなった今、彼ら左翼は意見を修正するのだろうか?


しかしそうはならなかった。
彼らは手段としての反自民党を目的化したのだ。


つまり自民党攻撃そのものを目的に、そこに喜びを見出すようになるのだ。
人は賽の河原に石を積み上げるような仕事に喜びを見出せない。
そこに別の意味を見出す。

彼ら左翼文化人には、自民党攻撃しか喜びを見出すものはなかったのだ。
そして歴史問題で攻撃することが、左翼が一番効果的な方法となった。


よく彼らはネット右翼を称して、
リアルな生活が充実せず、下層な生活をしている。
その憂さを「韓国」や「在日コリアン」を攻撃することで晴らしている、
と述べる。


しかし実は日本の左翼こそが、
自身の理想が破れたことを自民党叩きで憂さ晴らししているのだ。
語るに落ちるとはまさにこのことなのだ。






6.日本人への差別構造!

実は先に筆者は、韓国人による日本人差別と主張した(「3」を参照)。
実はこのことは全くその通りである。
しかし実はもっと根深い問題がある。
これを指摘している人はほとんどいないが、これこそが事の真相なのだ。


実は日本人による日本人差別こそが、戦後日本の真実なのだ。


先に書いたように戦後の日本は「戦前の否定」が正しい価値観だった。
戦前を肯定することはタブーとなった。
そして「戦前の否定」から、
戦後の国民は被害者意識から加害者意識を強調されるようになった。
これは「世代交代」と「進歩革新勢力の低迷」が拍車をかけた。


こういった風潮の中で、よく言われるのが「歴史“認識”」だ。
「正しい歴史認識」などという文脈でよく使われる。
これは中韓などがよく使っているが、国内でも進歩革新勢力でよく使う。


この“認識”とはおかしくないだろうか?

“認識”とは何か?辞書によると、こうある

ある物事を知り、その本質・意義などを理解すること。また、そういう心の働き


平たく言うと、「モノの見方」のことだろう。
例えば、現在の日本の首相は安倍晋三である。彼をどう評価するか?
良い首相だろうか?悪い首相だろうか?


この評価は人それぞれだろう。そして正解はないのだ。
「安倍首相は良い首相だ。なぜなら…」
「安倍首相はヒドイ首相だ。なぜなら…」。
このようにここに理由があって、評価がある。
その理由の妥当性をもって議論になるのだが、
その評価は多様であっても良い。


しかし「正しい…認識」とは、多様な意見を圧殺してしまう。
例えば日本の朝鮮支配は良い時代なのか悪い時代なのか?
「良い時代」という意見があっても良いのだ。
他方悪い時代という意見があっても良いのだ。


そこで議論が生まれる。
しかし「正しい…認識」と言った段階で、他の意見は言えないのだ。



実はこの「正しい…認識」とは、戦後日本では決まっている。
それは「戦前を否定」することだ。つまり戦前を肯定してはいけない。

戦前=悪」という考えから、
「戦前を否定する=善」「戦前を肯定=悪」となる。


そして論争相手や政敵に対して、「戦前を肯定する」という
レッテルを貼り付けることは非常に効果的な作用を生んだ。
それによって相手を一方的に攻撃できるのだ。


 そしてこれが差別の構図なのだ!


つまりこういうことだ。
先の差別の定義で言うと、日本人の中に
「戦前を肯定する日本人」と「戦前を否定する日本人」に分ける。
そして戦前を肯定する日本人=悪、戦前を否定する日本人=善として、
戦前を肯定する日本人を一方的に攻撃する構図を作るのだ。


戦後の価値観は、「戦前の否定」である。
つまり肯定するのはいけないのだ。
こういう構図の下に生きてきた人々は、その価値観が絶対に正しいと思う。


ナチ時代に生まれた若者もナチを肯定するようになるように。
戦前に軍国少年だったように。それは自然なことなのだ。
当時は当たり前なのだから。


こういう差別の構図を「戦前を否定する」人々は維持したいのだ。
だから日本人こそが、歴史を見直そうという人々を
「ヘイト」とレッテルを貼って攻撃するのだ。




8.ネット右翼の怒り

ここでハッキリと書いておくが、
筆者は在特会などのヘイト団体を積極的に批判する。


彼らの活動は単なる暴力である。
それによって本当に韓国批判をするものとしては大変迷惑だ。
おかげで韓国批判=ヘイトという図式が作られてしまう。


ただしそれはネット右翼=ヘイトという図式は我慢できない。
ネット右翼とはネットで右寄りの発言をする人たちだ。
 右寄りの発言がダメで、左寄りなら良いのか?


それ故に筆者はネット右翼という言葉を普通に使う。
この言葉自体は肯定も否定もしていない。



しかしここで言及する必要がある。
ネット右翼何を怒っているのだろうか


よく言われるのはネット右翼とは実生活が充実していない人で、
それ故に韓国や在日コリアンを攻撃して、
日頃のストレスを解消しようとする人たちだという。


 しかし実際はそうではない。
ネット右翼の研究もしている古谷経衡氏によると、
ネット右翼は平均年収が451万円で、
一般の母集団とほぼ同程度かやや高いという。
また学歴は一般の最終学歴より、相当程度高いという(ネット右翼の逆襲)。



ところで先の問いに戻ろう。
ネット右翼何に怒っているのだろうか


ネット右翼の怒りとは、韓国の反日に対する怒りであり、
在日コリアンへの不当な優遇の怒りと言われる。


例えば先の古谷氏の著書では「ネット右翼の3必須」として
嫌韓嫌中感情」「在日コリアンへの嫌悪感情」「大手メディア(産経新聞を除く)への敵愾心」の
3つを挙げている(ネット右翼の終わり)。

このほかに7原則(先に「3必須」を含む)を挙げている。
この条件は確かの多くのネット右翼の共通点を挙げているように思う。

しかし少々異論がある。
それはこの3必須は、より共通の意味合いがあるからだ。


それは「反日」だ。


嫌韓嫌中」も「在日コリアン」も「大手メディア」も反日の存在だ。
こういう共通点があるからだ。筆者は日韓関係の悪化は、
韓国の反日が唯一の理由だと言ったが、この3者も反日の存在だ。


筆者はよく書くのだが、日本では在日コリアンへの批判はあるが、
在日中国人への批判は少ない。
これは在日中国人が、反日行為をしないからだ。


このように反日をするかどうかで、ネット右翼の対応は決まってくる。
そして反日をするのなら日本人から反発を喰らっても仕方がないだろう。



そして筆者は怒りの正体を発見する

それは日本人差別へのりである。


日本国内において、日本人が尊重されず、外国人、
特に韓国人や中国人、在日コリアンが優遇されているように思える。
これが問題なのだ。
そしてそういう取り扱いをしているのは、日本人なのだ。


日本人でありながら、在日コリアンのような外国人を優遇している。
これはアンフェアな態度ではないのか?


結局、ネット右翼が怒っているのは、日本人のアンフェアな対応なのだ。


アンフェアな対応とは何か?
それはダブルスタンダードな対応だ。


同じ基準でやってくれるのなら、人は我慢できる。
基準に納得できなくても、みんな同じ基準でやっているのだから。
でもダブルスタンダードはそうではない。
彼らは自分が裁かれる基準と、他人を裁く基準が違うことに気が付いている。


例えば日本で国旗や国歌の反対をする人がいる。
それはまあいい。
じゃあ中国や韓国の国旗や国歌に敬意を表せない人がいても、
お前は支持するのだな?


沖縄で機動隊員が、反基地闘争の人を「土人」といって批判された。
しかし他方で、反基地闘争の連中も機動隊員に暴力をふるっている。
それに対し、地元メディアも、沖縄県の人も、本土のマスコミも取り上げない。


こういうように、挙げた実例が支持できるというのなら、
それは問題ではないが、そうではないのなら、結局ダブルスタンダードとなる。


結局、日本のネット右翼が怒っているのは韓国の対応ではない。
もちろん韓国の対応を怒っているのだが、
日本人の、そしてネット右翼の多くは
日本人へのアンフェアな取り扱いに怒っているのだ。


ところでどうしてこういうアンフェアな取り上げ方しかしないのかというと、
それはネット右翼という言葉に秘密が隠されている。


ネット右翼とは、偏った団体であり、ヘイト団体であり、
まともに取り上げる団体ではないという言い訳ができる。
それがネット右翼の主張は捻じ曲げて構わないという風潮になる。


これがネット右翼の怒っている風潮である。
ただ単に「右翼」と言われていることではない。
公平に扱ってくれればいいのだ。

しかしメディアでは左翼が多いので、
右寄りの発言は蔑ろにされる割合が多い。


戦後の日本では、「戦前を否定」するのが一般的だった。
そのような状況に異議申し立てをしたのがネット右翼だ。
先に書いたように、「戦前を否定=善」というのは、勝手なレッテル貼りに過ぎない。
それを一般的に正しいという風潮にして、他の意見は封殺する



ネット右翼は戦後日本で行われていた、
戦前を否定するという価値観に対して異議申し立てをしたのだ。
彼らは自身の言葉で言語化することはできなかった
つまり自分の言葉に置き換えることはできなかった。


しかし漠然としたものであっても不正不平は感じていた。
それは政治にはなくてはならないものだ。
それが決定的に蔑ろにされていたのだから、気が付くのも仕方がない。
ただしほとんどの日本人は気が付かないことだった。


なぜネット右翼はそのことに気が付いたのか?


戦後日本で行われていた差別構造。
戦前を否定し、戦後の進歩革新勢力が、
保守政党を攻撃するために使った戦前の日本は悪く、
戦後のお前たち政党も同様に悪いという図式を、
そのまま維持することが正しいという状況に対してどうして気が付いたのか?


それはやはり不公平な扱いが多かったからだ。


アンフェアなダブルスタンダードから、不平を感じたのがネット右翼であり、
それが韓国や在日への批判となっている。
ネット右翼の行動にはとても受け入れられないものもある。
しかし彼らが日本で行われている歴史問題の「不平不正」に敏感に感じて、
怒りを噴出させたこともまた無理からぬことだろう。


韓国の反日は差別である。しかしそれ以上に、
(戦前を否定する)日本人による、(戦後を肯定もする)日本人に対する差別の方が深刻である。


これはまだ差別として意識されていないのだから。
差別は、差別と認識されていない方が深刻なのだ