韓国の反日は差別だ!

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日本の自虐史観を支える洗脳!そのキーワードとは?

◎日韓関係を悪化させているのは、韓国の反日
◎それは韓国人による、日本人差別である。
◎戦後日本では洗脳があった

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<目 次>
1. なぜ日本では反日をする人が多いのか
2. 日本人は洗脳されている
3. 洗脳とは何か?
4. 日本における洗脳の状況
5. 被害者と加害者
6.日本人は加害者という差別構造!




1.なぜ日本人は反日をする人が多いのか?

どうして日本の悪口ばかり言う日本人がいるのか?
民主国家の場合、言論の自由が認められている。
それ故に日本の悪口を言うことも認められる。
だからといって、自国の悪口を執拗に言う態度は理解できない。


彼らは言うだろう。
「日本の悪口を言っているのではなく、批判をしているのだ。」
「それも日本のためを思うがこそ、言っているのだ」…と。


筆者は、それはデタラメだと思う。
彼らは日本の悪口を言うのが「面白い」からやっているのだ。


例えば、日韓であれば過去に何度も条約や協定、
それに約束をしてきた。慰安婦の「日韓合意」などはその典型である。


しかし悉く韓国は日本との約束を守らない。
それに対して彼らは韓国を批判せず、むしろ日本を攻撃する。


本当に「日本のため」の日本批判なら、
あからさまに韓国が悪い場合は、韓国を批判するだろう。
しかし彼らはそうではない。



例えば、自分の息子を愛している親がいる(ほとんどの親はそうだが)。
その息子が万引きをしたとする。


息子を愛しているのなら、そこで厳しく怒るべきだ。
そして店に対して謝罪をすべきだ。なぜなら愛する息子は道を間違えた。
それを正しい道に戻すためには、「こういうことはいけないことだ」と
教えなければならないからだ。


しかしそれが間違いだったらどうだろう?


例えば、店の勘違いであり、息子は万引きをしていない。
息子は「していない」と言っており、なおかつ親本人も
それを確信しているケースではどうだろう?


つまり息子は冤罪なのだ。


その時に親はどうするか?店に抗議するのではないか?
当たり前の話で、息子がやってもいない罪を着せられたのだ。
それなら店に対して怒るのが当たり前だろう。
逆に息子が万引きをしていたのなら、息子に怒るべきで、
そうじゃなく冤罪なら息子を庇うべきなのだ。


それは息子を愛しているからだ。


愛しているからこそ、
息子のためになることを最優先で行うのだ。
 

このように考えると、韓国が一方的に悪い場合には何も言わず、
日本の否定的な面がある時には居丈高になって日本を攻撃する。
まさに日本の悪口を言うことが目的ではないかと勘繰ってしまうくらいだ。


この人たちはどうして日本の悪口を言うのだろうか?





2.日本人は洗脳されている

筆者は先に「彼ら」と書いた。
彼らとは誰なのか?


筆者は「彼ら」を良心的日本人と言っている。
これは特に韓国などでも言われていることだが、
“韓国側から見て”良心的な日本人である。


歴史問題、外交問題では日本人でありながらも、
相手側に立って、相手側の代弁者になる。
元々進歩革新と言われる社会主義共産主義的な人たちが多いのだが、
自民党的な人たちの中にも一定規模が存在する。


彼らの意見を代弁すると、日韓関係を改善することは、
隣国日本のためになる。
そしてそのためには日本が韓国に誠意を示さなければならないのだ。


なぜなら日本は韓国や中国に対して悪いことをやったのだから。
だからその罪を悔い改め、真摯に反省して、謝罪することで、
日韓、日中関係は良くなるのだ。そのため韓国に誠意を尽くしている。

ということだろう。



しかし筆者は言う。
これは洗脳の結果なのだ…と。


つまり戦前の日本に対して、悪いイメージを刷り込まれ、
加害者意識を持つように教育されているのだ。


ウォーギルトインフォメーションではなく…
日本で歴史問題に対する“洗脳”と言われると、
ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム
(以下「WGIP」)のことと思うかもしれない。


WGIPとは、
保守系の評論家である江藤淳氏が最初に発表したもので、
GHQが日本を占領していた時代に行っていた
「日本国民に罪の意識を植え付けさせるための宣伝計画」である。


現在の保守系の人の中には、
このWGIPによって、日本人に罪の意識が植え付けられたので、
自虐史観が形成され、殊更、日本の悪口を言う人たちが出ている、と言うのだ。
そして自虐史観を克服するため、WGIPの呪縛から逃れることが必要だと。


 しかし筆者の言う洗脳とはそういうことではない。
 そして現在の自虐史観はWGIPのせいでもない。



確かにWGIPの効果はあっただろう。
ラジオや新聞で日本軍の残虐行為が連日伝えられ、
それに伴い、日本人の中の意識が変わったのは事実である。


しかしGHQは1952年にはいなくなっていた。
なおかつその途中からWGIP自身が、
逆コースの影響であまり行われなくなっていた。


それ故にWGIP自体が存在したこと、ある一定の影響があったこと、
日本国民の意識に変化があったとは間違いないが、それだけではない。
筆者の言う洗脳とは別の意味なのだ。


因みに筆者は何でも他人のせいにはしたくない。
もちろんGHQのせいにも。何より事実関係として、
GHQ支配が終わってから
60年以上もその効力が残っているのも理解できない。


つまりキッカケはWGIPであっても、
その効果を維持し、促進する別の力が戦後働いていたのだ。


筆者はそれが日本の自虐教育であり、洗脳だと思う。
 そしてそれは今も続いているのだ。 





3.洗脳とは何か?

洗脳とは外的な力を用いて、ある人の思想や主義を根本的に変えさせること。
本人にも気が付かないうちに考えを変えさせることをいう。

つまり洗脳されていることは本人も気が付かないのだ。
だから「洗脳されている」といわれた時には、
ムキになって否定したりする。

洗脳をする場合はいくつか方法があるが、
大きく段階に分けられる。
それは「脳の抵抗の弱体化」と「教化」である。


例えば洗脳について書かれた古典的名著である
「洗脳の科学(リチャード・キャメリアン)」によると、
以下のように書いてある。

洗脳は二つのプロセスから成り立っている。
第一は「抵抗を弱める」ための過程  ~略~  
第二は、教化の過程で、転向させる目的で使われる説得のメカニズムである。

「洗脳の科学」 P42


つまり(洗脳する相手の)脳の抵抗を弱めて、
人の意見を聞きやすくして、そして説得教化をするのである。


この脳の抵抗を弱めることを「条件付け」、
そして教え込むことを「教化」という。


洗脳をする際に、「条件付け」を行い、脳の抵抗を弱めて、
「教化」をして、新たな価値観を教え込んでいく。
これが洗脳である。


以下は条件付け教化と言う言葉を使う。
まず「条件付け(脳の抵抗を弱める)」をすると、
これまで信じてきたことが信じられなくなる。
これまでの価値観が崩壊して、現実を受け止められなくなる。
これこそが洗脳の第一段階である。


例えば恋人に振られた時のことを考える。
大好きな彼にフラれると、精神が混乱して、現実感が喪失し、
色々な考えが噴出するが、考えはまとまらない。


こういう状態の女性は、何か別のモノにすがりたい。
つまり別の考えを受け入れやすくなるのだ。これが「条件付け」である。


このような条件付けが終わると教化の段階に入る。
ここで必要なのは評価者である。


評価者もしくは採点者と言ってよいが、
対象となった人物の言動を評価するのだ。


先程書いたように、洗脳とは新たな価値観を植え付ける。
それまで考えてなかった価値観、考え方を「自らの意思で」転向したと思わせる。


その際に必要なのは、考えさせることだ。


洗脳時には、相手に価値観を押し付けない。自ら考えさせるように仕向ける。
例えば、どうしてこうなったのかと思うか?と対象に問うて、考えさせる。
その答えが望ましければ褒めて、望ましくなければ再考するように促す。


決して「これが正解だ」と強制しない。
そうではなく、「あなたの力で正解まで到達しなければならない」と勧めるのだ。



因みに矛盾することを書くが、
この教化の目的は考えさせることではない
そうではなく、望む方向に誘導することなのだ。


つまり評価者は「自分で考えなさい」というが、
実際にはその対象は評価者の顔色を伺う。
そして評価者の対応によって、正解を知るのだ。


評価者が「もう少し考えよう」と言えば不正解だし、
「よく考えているね」と言えば正解なのだ。


中国の撫順戦犯管理所では旧日本軍の戦犯が収容されていた。
彼らは元々ソ連に抑留されていたのだが、中国に引き渡されたのだ。


そこで中国による洗脳工作が行われた。


そこで行われたのはどういうことか?
中国側は一切の拷問や虐待をしなかった
むしろ日本人戦犯の待遇は非常に良かった。
しかし先の第一段階「条件付け(脳の抵抗を弱める)」はうまくいった。


日本人戦犯側は中国側から何をされるのか戦々恐々だった。
そして中国からひどい目に遭うと思っていたのだ。


しかしそうではなく、中国に厚遇された。
そこで日本人戦犯側は考えた。どうしてだ?」


こういう状態が洗脳には望ましいのだ。
脳の抵抗を弱め、新しい考えを受け入れやすくする。
これまでの価値観(中国人にひどい目に遭う)を揺るがされ、
何が正しいかわからなくなる。


こういう状態に持ち込んだ上で、次の方法に移る。
罪の告白だ!


そこではあなたが中国人民に対して行った罪を、
正直に告白するように言われる。
そして罪を書いて管理者にもっていく。
それを見ながら管理者は言葉を添える。


「まだ素直になっていないのではないですか?」


もう脳の抵抗が弱まっている。そのため管理者の意見に素直に従う。
それ以上に管理者の評価を気にするようになる。


彼は管理者に強要されない。それどころか自由に書いてよいといわれる。
しかし「自由に…」といわれながら、実際には自由ではない。

管理者の評価を気にしながら書いているのだ。


評価者の顔色で、行動で、自身の行動を制限しているのだ。
しかし外面的には制限されていないので、
自由に”“自主的に行動していると思っている。
それ故に洗脳されている自覚はない。


これが洗脳の恐ろしさだ。




4.戦後日本における洗脳の状況

筆者は反日に積極的に反日をする日本人がいるのは、
洗脳の効果だと言った。
しかし日本では共産圏などと違い、
成熟した民主国家であり、「言論の自由」がある。
その中で多様な言説が容認されている。


このような状況で、洗脳などは可能なのだろうか?
それも大勢の国民に対して!


筆者はそれが可能だと思う!
以下では日本における洗脳の状況を説明しよう。


先に説明したように、洗脳には二つの段階が必要である。
「条件付け」「教化」である。


「条件付け」は脳の抵抗を弱めること。
これまで信じてきた価値観を否定すること。


日本においてそれは敗戦だった。


敗戦の結果、多くの人たちが価値観の転換を余儀なくされた。
それまでは鬼畜米英と言って、アメリカを敵視していたのが、
マッカーサーを神と崇め、「ギブミーチョコレート」の時代となった。
敗戦は多くの日本人に価値観の喪失をもたらした。


つまり洗脳における第一段階の「条件付け」が成立。
そして脳の抵抗が弱められ、日本を信じていた価値観が喪失し、
新たな価値観を受け入れられる基盤ができた。


その時に入ってきた考えが、
社会主義共産主義といった左翼イデオロギーだった。


戦後の価値観の転換により、
特に大学などでは左翼イデオロギーが蔓延することとなる。
大学は元々左翼イデオロギーの強いところであったが、
戦前は軍国主義の影響もあり、取り締まられていた。


しかし戦後は左翼活動の制限が無くなった。
このような状況は戦後の大学、特に国立大学を左翼に染めていった。
そして多くの学生がその影響を受けるようになる。
そして左翼の影響を受けた卒業生が、多く社会に出ていく。


そのような中で、特にマスコミ教育界では
左翼の影響が強く出るようになる。


なぜその2分野で左翼の影響が強いのかと言うと、あまり競争が無いからだ。
つまり競争のある分野では左翼活動がしにくい。
例えば組合などに入り、ストなどを行うことがあるが、競争があるとやりにくい。
自社の売り上げが落ちるからだ。


他方、大手テレビや新聞社など(雑誌社などは別)では競争がほとんどない。
確かに視聴率競争や部数競争などは激しいが、経営レベルではあまりない。
大体、新規参入がほとんどないので、寡占状態を維持することができる。


そのため左翼活動を行っても、売り上げを落とす心配がない。
ただし最近はネットTVなどができたので、状況が変わるかもしれない。


教育界なども全く競争はない。
最近のように学生が少なくなれば別だが、昔は子供の数は増えていた。
それ故に特に国立大学では経営を考える必要はなかった。


また両者とも政治活動と自分の仕事との垣根が低いことも影響している。
一般企業ではできないことも、番組作りに託けて、
自身の応援する団体のプロパガンダをすることも可能となる。
大学教授なども政権批判をすることは、自身の仕事と重なる部分もある。


このように戦後ではマスコミと教育界(特に大学教授)などが、
左翼の影響を受けて、世論を誘導することが可能となった。


そこで敗戦を受けて、「条件付け」をされ、脳の抵抗が弱まった状態に、
左翼活動の「教化」が加えられる。
本来、左翼活動自体は、反日活動に対して直接関係はない。
しかし日本の場合は少々異なる傾向を示す。
それは「戦前の否定」があるからだ。


実は戦後の左翼活動を推進する上で大きな武器となったのは、
戦前の否定と言う価値観だった。
日本は壊滅的な敗戦をしたことにより、国民は多くのショックを受けた。
このショックこそが「条件付け」となったのだが、
その際、左翼主義者が訴えたのが「戦前の否定」だった。

これは非常に効果があった。


なぜなら日本国内で多くの人が傷つき、
家族や友人を失った戦争は絶対の悪となっていた。
そしてそれを遂行していた軍部も怨嗟の的となっていた。


戦後の左翼は、この世論に便乗する形で軍国主義批判、
そしてそれの引継ぎと見做して保守系批判を強めていた。


つまり敗戦ショックを受けて、
価値観が揺るぎ、条件付けが行われた日本国民に、
戦後の教育とマスコミを支配した左翼は、
「戦前の否定」と言う価値観を植え付けていった。
それもマスメディアや大学教授などの権威が行ったのだ。


これらが戦後の日本で行われたことだった。




5.被害者と加害者

ところで戦後の初期の段階では、
多くの日本人に対して戦前の否定をすることは効果があった。


なぜなら多くの人たちが被害に遭っていたからだ。
父親や夫、息子などが兵隊として戦場に連れて行かれ、
自身も空襲や飢餓、貧困などと戦った経験を持つ当時の人たちに、
戦前を肯定することこそ難しいことだった。
それ故に「戦前を否定」することは容易いことで、
なおかつ多くの共感を得る事柄だった。


しかしそれも段々難しくなる。


なぜなら世代が経過してくると、
戦争の記憶が薄れてくるからだ。そのため戦争のことを訴えて、
憲法9条を守れ」「息子を戦場に送るな」「いつか来た道」等訴えても、
徐々に支持を得られなくなっていった。


つまり「戦前の否定」だけでは難しくなったのだ


例えば戦前を否定し、
戦前と保守政党自民党を結びつけることで支持を獲得してきた社会党
1950年代までは勢力が伸長するが、60年代に入ると横ばいになり、
60年代末ごろになると議席を急減させる。


例えば1969年の衆議院選挙(小沢一郎土井たか子が初当選した時の総選挙)では、
自民党が圧勝する中で、社会党は約140→約90議席と激減している


その時の総括の中でリーダーの一人だった江田三郎は、
「9条改正反対ばかり言い過ぎた」と反省していた。
当時は終戦から25年。若者には戦後生まれも目立ち始め、
「いつまでやってんの?」という雰囲気が出てきた。
まさにジェネレーションギャップである。


また60年代には景気が良くなっていることも見逃せない。
50年代から始まった高度経済成長は、日本を経済大国に押し上げた。
そして国民は飢え苦しんでいた状態から解放され、
豊かな生活を謳歌しつつあった。


左翼のイデオロギーでは資本主義は行き詰まり、
社会主義共産主義の時代が来ることになっているが、
むしろ東側の国家の方が行き詰まり、資本主義国の日本は益々繁栄している。


こういう中で戦前を否定し、
自民党をその引継ぎと見做して攻撃しても、選挙に勝てない。
逆に自民党は選挙に勝つことで、自身の政策の正当性を誇示できた。


豊かになる日本の中で、戦前を否定し、被害者を煽り、
強調するだけでは自民党を倒すことはできない。
むしろ顰蹙をかうだけであった。


つまり被害者一辺倒では難しくなったのだ


そこで出てきたのが加害者意識だった。
日本人は被害者ではなく、加害者である。
こういう図式が出てきたのが60~70年代だった。
例えば朝日新聞が「中国の旅」を連載するのが1971年である。


左翼は、政権批判をするのに、自民党を「戦前の引継ぎ」と見做し、
それで攻撃することで選挙に勝ってきた。
ところが60年代以降は、それだけだと支持を獲得することができない。
そこで日本人を加害者と位置付け、外国を煽って日本を攻撃することで、
自民党政権の批判をしようとする動きが活発となった。


実はここに問題がある。
加害者意識とは洗脳の重要な要素なのだ。



加害者意識とは自己批判

実は加害者意識とは自己批判につながるのだ。

先程書いたように、
洗脳には「条件付け(脳の抵抗を弱める)」と「教化」が必要である。

そこで「罪の告白」が重要となる。


罪を告白すること、自己批判をすることは、自分を否定することだ。
自分を否定することとは、相手(評価者)にすべてを委ねることを意味する。


日本人を加害者とし、韓国人を被害者とすることは韓国人を一方的な評価者とし、
日本人を評価される側にする。


これこそが洗脳の構図なのだ。



先程の中国撫順戦犯管理所において、
評価者である中国人は、日本人に“自主的に”考えさせたという。


それと同じことがこの構図で起きる。
つまり韓国側の顔色を伺って、
彼らの評価を気にして迎合することが正しいことだと思うのだ。

 それも“自主的”に!





6.日本人は加害者という差別構造!

日本人を加害者とし、韓国人を被害者とし、
それによって一方的に日本人を攻撃する構図を作るのが差別構造である。


その差別構造を支えているのが、
日本人に対する洗脳の構図であり、それが益々差別を固定化しているのだ。


この価値観を維持し続けることが、日本人を洗脳するツールとなるのだ。
そしてそれは現在でも維持されている。


日本人は加害者というと、そうかな?と思われる。
それは我々日本人が洗脳されているからだ。


この考えに抵抗できないのは、長年にわたる洗脳の成果と言える。


罪はあくまで個人のモノであり、日本民族の罪ではない。
ましてや当時の日本人ならわかるが、その後に生まれた我々の罪ではない。

ユダヤ人を妻に持ったドイツ人のカールヤスパースは「罪を4つ」に分けている。
・刑法上の罪:法律違反をした罪。裁くのは裁判所
・政治上の罪:政治体が罪を犯し、誤った行為をした場合、
       その政治体に所属していたことの罪。裁くのは戦勝国
・道徳上の罪:例えば命令によって罪を犯しても、
       その個人は、刑法上は罪に問われないかもしれないが、
       実行した本人に存在する罪。裁くのは自分の良心
・形而上の罪:犯罪に対して、それを阻止する行動しなかったことに対する罪
       裁くのは神


このようになっており、
ヤスパースは「道徳上の罪」と「形而上の罪」を他人が裁くものはないと言っている。
さらに「刑法上の罪」は裁判所、「政治上に罪」は戦勝国が裁くという。
つまり韓国が裁くものではないのだ。


さらにヤスパースは「当時のドイツ人の罪」と明言している。
つまりのちのドイツ人ではなく、ナチスドイツ当時のドイツ人の罪があるとしているのだ。
「政治上の罪」の部分でヤスパースはこう書いている。


すべての人間がどのような支配を受けるかは、本人の責任でもある


つまり「支配を受けた」ことを罪の根拠にしているのだから、
戦後のドイツ人(ナチの支配は受けていない)には罪はないということになる。


この言説から言うと、
例え昔の日本人には罪があっても、戦後生まれの日本人には罪はないのだ。
因みに筆者は戦前の日本人にも、こと韓国に対しては全く罪がないと思う。


日本人の持つ「自分のせい」という意識はとても良い考えだと思う。
日本人同士の場合は相手とのトラブルを無くし、円滑に進めるための潤滑油となるだろう。
しかし違う考えの民族との間ではトラブルを作ることになりかねない。
実際に韓国との間では争いが絶えない。


このような日本人への加害者意識こそが、洗脳のツールであり、
その洗脳によって贖罪意識を植え付けられている。
この贖罪意識が韓国の反日を容認して、より韓国の反日を煽る。
それに日本人が反発して日韓関係を悪化させている。


この加害者意識こそ、我々が克服すべきものなのだ。


加害者…というキーワード。
これを我々が克服しない限り、日韓関係の改善はない。
日韓関係の改善のためには、我々の加害者意識こそ克服すべきなのだ。